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九州建設技術フォーラム実行委員長挨拶

芦田 義則
芦田義則 実行委員長
(九州地方整備局企画部長)

  戦後、日本経済は、GDPが世界第2位になるほどのめざましい発展を遂げており、その間、建設産業は社会資本を整備して現在の国土を築いてきました。しかし、高度経済成長期以降、人々は特に心の豊かさを強く求めるようになり、ものの豊かさと心の豊かさを両立しうる社会の実現が望まれる時代となってきました。心の豊かさを実現させるためには、国民1人1人が安心して生き生きとした暮らしぶりを実現することが重要です。その舞台となる国土は、自然災害に対して「安全」であるとともに、環境と調和し国民が誇りを感じるような「美しさ」を持つことが必要であります。そのような国土を実現するには、これまでに建設分野で培ってきた多様な技術の活用・普及が不可欠であり、また、建設投資の減少が予想される中で、社会資本の機能維持や環境対応などの新しい技術力の強化が日本のさらなる発展になくてはならないものであると考えます。

  このため、さらなる技術開発・活用・普及を目的として、「産」「学」「官」が連携して10月2,3日に福岡国際会議場において九州建設技術フォーラム2006in福岡を開催いたします。フォーラムでは、参加企業や団体が新技術等を展示して紹介するポスターセッション、講演会形式で発表するプレゼンテーションそして基調講演やシンポジウムを開催する予定です。

  ポスターセッションには90の企業・団体にご出展戴き、プレゼンテーションには68の企業・団体にご参加戴き、各団体の得意技術や新技術についてご紹介戴く予定であり、多様な最新技術情報が得られるものと考えます。
  また、昨年度に「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が制定され、「価格競争による調達」から「価格と品質で総合的に優れた調達」への転換を図るべく、総合評価方式の導入・拡大が図られています。総合評価方式においては、各々の工事の特性に応じて新技術の積極的な活用提案や各社の創意工夫が期待されています。
  このような中、今年度の建設技術フォーラムでは、「公共工事の品質確保と新技術、技術者育成」に焦点を当て、国土交通省総合政策局の村松建設施工企画課長には「品質確保と新技術の関わり」をテーマに、三浦哲彦佐賀大学名誉教授には「地域と共に歩む~技術者への応援歌」をテーマに基調講演を戴く予定です。その後、「公共工事の品質確保に求められる技術者とは?」をテーマに6名のパネリストによるシンポジウムを行います。シンポジウムでは、品質確保と新技術の関係、技術者の育成などについて産学官それぞれの立場で意見交換して戴く予定です。

  本フォーラムにご参加のみなさまが、産学官の垣根を越え、それぞれの連携と協働が推進され新技術の開発・活用・普及が促進されることを期待します。


 

主催 九州建設技術フォーラム実行委員会  

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